11月26日~12月5日までの10日間、
ボリシャルのとある村でノクシカタのトレーニングをしてきました。
きっかけはNGOの日本人の方にノクシカタのトレーニングをしたいと相談を受け、
わたしがいつもお世話になっているジャマルプールの村のアパを紹介して、
私はアシスタントとして参加させてもらいました。
今回講師をしてくれたアパ。
ノクシカタどころか手刺繍すらしたことのない村の女性へのトレーニング。
最初はどうなることかと思ったけれど、最後はある程度のクオリティのものを
作れるレベルまで持っていくことができました。
トレーニングの様子。
みんな、本当に一生懸命で、
「私、今まで生きてきて1番がんばったよ。」って言ってくれたり、
本当に大変だったけれど、頑張ってよかったーって思えることがたくさんありました。
まあ、1番頑張っていたのは、わたしではなくて生徒のみんななのだけれど。
こんな素敵な刺繍ができるようになりました!
バングラデシュの個人を尊重しないところとか、
大事なところまでも適当なところとか、腹が立つこともあったけれど、
みんながいたから作り上げられたトレーニングでした。
濃~い10日間だったこともあって最後にはなんだか泣きそうになりました。
今回、アシスタントとして参加させてもらったもうひとつの目的は、
こういったトレーニングをジャマルプールのカルポリの生産者団体対象に
実施できないか、どれくらい成果がでるものなのか、ということを視察するためでした。
BRDBからトレーニング開催における予算をとれるのか、
などなど、まだまだ模索中ではありますが、
どんどんノクシカタの技術が衰退しているジャマルプールの生産者。
特に若い人たちが本来の伝統的な刺繍をできなくなってきていることが
懸念されているので、どうにかできればと思っています。
みんなで最後に記念撮影*
おまけ。美女。
この子かわいすぎてタイプすぎる。笑